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KPIが代理店となって技適取得した2.4GHz電波式ワイヤレスフラッシュアダプター,Godox X1 ニコン用。
http://www.kenko-pi.co.jp/brands/godox/ttlx1wo1.html
2/12発売だったのですが,ずっと在庫なしになっていて,ようやく届きました。2/27に初使用。

送受信機セットと,追加で受信機2つです。

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D3Xに送信機を装着すると,こんな感じです。

上に更にストロボを載せる事もできます。

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SB-910と受信機。

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技適マークです( ̄▽ ̄)

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送信機の操作画面はこんな感じ。

1つのチャンネルでA〜Eの5グループを個別に制御できます。マニュアルとTTLの混在も可能です。

チャンネルは32あるので,同じ会場に同じアダプターを使っている人がいても,チャンネルをずらして対応できます。

操作は難しくはなかったです。

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受信機の画面と,繋がっているストロボの画面。

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受信機に繋げているストロボは,リモートモードではなくTTLモードにしておきます。
カメラに直接付けている状態を擬似的に再現しているみたいですね。

ニコンは,TTLでのストロボの多灯の制御はすごく優秀なのですが,信号の通信に赤外線を使っているため,カメラとストロボの位置や向きで赤外線が届かなくてストロボが光らない事が多々あります。

赤外線は光と同じ特性なので,基本的にカメラからストロボの信号受信部が見えていなければいけません。
(テレビのリモコンが向きによって効かないのと同じ原理)
しかしこのアダプタを使うと,電波なのでカメラとストロボの位置や向きに関係なく信号が届きます。

また,太陽からも大量の赤外線が降り注いでいるため,日中の晴れた屋外では,太陽の赤外線に負けてしまって信号が届かず,ストロボが光らない事もあります。

 

2/27にATCでのイベントで使ってみました。

アンブレラ2つ立てたのですが,アンブレラをレイヤーさんに向けて,アンブレラの後方寄りから撮影すると,アンブレラでカメラからストロボが見えなくなり赤外線方式だと光らない事があるのですが,この電波式アダプターでは不発は全くなかったです。

技適対応という事で電波法上アダプターの出力はかなり絞られているはずですが,普通に撮影する距離なら電波の強さは大丈夫でした。

送信機と受信機の間に障害物がなければ,電波は100mは飛ぶようです。

 

3/3には快晴で強烈な日射しの屋外で使ってみました。

野球のグラウンドを借りてのロケで,とある表現のためにストロボを使ったのですが,ストロボはきちんと光ってくれました。

またssは1/500だったのですが,HSSにも対応しているので問題はなかったです。

 

 

しかし難点がない訳ではありません。

ストロボを元々の赤外線のリモートモードで光らせると,光った時とチャージ完了の時に音が鳴ります。
しかしこのアダプタ経由だと,リモートストロボも本来のリモートモードでなくTTLモードでの動作になるので,音を鳴らすように設定する事ができません。

今までは音を聞いて,リモートストロボが光ったかどうか,チャージが完了して次の発光ができるかどうかを判断していました。
音が鳴らないと,特にチャージが完了したかどうかが耳では分からなくなるので,次にシャッターを押すタイミングが取りにくくなります。
それでもマニュアルで光量を設定していると,その設定光量でどれぐらいチャージ時間が必要かだいたい分かるのですが,TTLで使うとストロボの光量は自動設定されるため,チャージ時間が分かりにくくなってしまいます。

 

 

その難点を差し引いても,このアダプターを使うメリットはすごく大きいです。

赤外線での不発の不安や,不発による歩留まりの悪化に悩まなくて済むのは,すごく楽でした。
カメラから見えない場所にストロボを置いても光らせる事ができるので,ストロボの設置場所の制限がなくなって,表現の幅が拡がりますね。

そしてやはり技適マークがあると,後ろめたい気持ちがなく堂々と使えるので,撮影のテンションも思いっきり高められますヽ(*´∀`)ノ

 

※添付写真は全てFujifilm X-E1 + XC16-50

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